張り巡らされた“縁”

2014.10.04(21:02)
朝晩、どうも冷え込んでますね^^
毛布一枚じゃちょっと足りない。。。
風邪をひかないように気をつけないと、ですね


さて、番組ゲスト『虚構オメガ』さんの公演、
「鉄槌」にお邪魔してきました
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なんとも意味深なタイトル。。
会場に入ると。。。
舞台上に無数の金属製の白いポール(大人の男性くらいの高さ)、
そしてその先からは無数の白い紐のようなものが放射状に出ていて、
その先は天井のバトンに。
そして床には枯れ葉、枯れ枝、そして松ぼっくりまで
どうもこれは林の中をイメージしているようです。

その“林”に入ってくる一組の男女。
でもどうも様子がおかしい。

宮出さん演じる女性は「自分を殺して」といい、
男性も「自分を殺して」という。
(この男性がなんとも“雰囲気”のある役で、
登場したとたん空気ががらりと変わりました)

」となっているとふいに照明が変わり、
林さん演じる、女性の恋人が登場。
これは過去の風景のよう。
女性の顔も和らぎ、とても幸せそうな様子。

そしてまた場面が変わり現れたのは学生服の二人。
林のなかでなにかよからぬことを考えつつw
たわいも無い会話をする二人。
何気ない会話なのに小ネタ?が仕込まれていて、
爆笑、ではないんだけどクスッとしてしまう場面がちらほら。
さすがお得意の会話劇。

そして登場したのは幸せそうな若い夫婦。
こちらも何気ない会話を。
ただ「昔ここで。。。」という話。

これだけ観ていてもはっきりとは時系列がわからない。
でも入れ代わり立ち代り、
現れては去っていく出演者たちの台詞を集中して聞いていると、
少しずつ登場人物の関係、時系列がわかっていって。。。

ただ、推理もののように観ている側は推理に集中、
というのとはちょっと違って、
目の前で起こっている光景をただ観て追っていくだけで
自然と解明されていく感じ。
あえて頭を悩ませるというのでもなくw
段々複線がつながっていくのがすごく気持ちいい

内容としては若者の心の闇だったり、
それに翻弄され運命の歯車が狂ってしまった人々(複数の、というのが効果的)、
でもそれはどうも他人事のように思えなくて、
不思議と共感してしまい、
結果とても居たたまれない気持ちに^^

アフタートークでも話されていて腑に落ちたのが、
唯一“普通に幸せに暮らしている”あの若い夫婦の存在。
それが物語の登場人物たちとの“対比”になっていた。。

張り巡らされていた糸(人生模様)が最後につながった、
それを生の演劇で“観る”ことができた。
目からうろこでしたね

終演後、出演の皆さんと
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客演の皆さんがとにかく豪華!
ベテランさんから若手まで、
それぞれの個性が話のスパイスになっていて、
皆さんで盛り上げていた印象でした。
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番組出演のお二人と
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林さんはいくつかアドリブを入れられていたみたいですが^^
ちょっとシリアスな内容になかなか手が出しづらかった、かなw
それをあっさりとかわす宮出さんも面白かった
(このリアクションを観て、林さんの話したセリフが
アドリブか台本どおりなのかわからなくなりましたw)

その宮出さんは毎回、ですが、
舞台上で独特の存在感がありますね。
今回は大人の女性、そして、
ご覧のとおりのセーラー服!のシーンもあったりでしたが、
大人の女性、大人っぽい不思議な雰囲気を持つ女の子、
それぞれを見事に演じられていたと思います
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そうそう、この日のアフタートークゲストは、
エムジャンでもおなじみ、赤井千晴さんと右角81さん^^
宮出さん、そして主宰の長谷川公次郎さんも交え、
作者の視点、演出の視点からのお話、
そしてもちろんユーモアたっぷりのトークが楽しかったです
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次の『オメガ』さんの舞台は去年に引き続き、
年末恒例の演劇イベント『ミソゲキ』。
どんなラインナップ、内容で楽しませてもらえるのか、
期待しちゃいますね^^
いや、しちゃいましょうw

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